📓 『カタカムナ』 全80首の意味−第10句の解説


『カタカムナ』 全80首の意味−第10句の解説


『カタカムナ』 の全80首を全訳していくと、その過程で『日本神話』の〝神名〟や〝伝説の地名〟が、頻繁に登場してきます。

『カタカムナ』=型+神名

『カタカムナ』の語源にもなってる、この〝神名〟とは何か?

それを調べていくウチに、『神話の原形』までも少しずつ見えてきました。


本来『神話』とは〝人と神とのかかわりあいの話〟ですから、『古事記』の原形となる、本物の神話は『神のご神託』、つまり〝神様自身から直接教わった伝説〟となるわけです。

神様自身が直接語る、神々のことや、この国の歴史の本当の姿…… それ、『カタカムナ』のことでは??   ・    ・  私たちの世界では、『古事記』が『日本神話』と呼ばれ続け、長い間、本来とは違ったカタチの『神話』が語られてきました。
【かんたんな古事記の流れ】(冒頭) ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ 昔々、イザナギ様とイザナミ様という神様が、高天原の神様(カムロギ・カムロミ)の命を受けて地上に降り、『天の浮橋』から天の日矛で『おのころ島』をはじめとする大地を作りました。 二人はその島で結婚し、山々を築き、川を流し、豊かな自然もこの世に創り出したのでした。
そのストーリー展開に対して、『カタカムナ』は、「それは改ざんされたカタチ! 真実はコウ」と、神様自身が訂正をかけています。 『古事記』の原形となる、本物の神話は、元々はどのような姿だったのか? 『カタカムナ』 を全訳していくうちに〝古代日本の謎〟は、ここまで分かってきました!   ・    ・ 

📺 【封印の扉】を開ける真実の鍵を求めて

『カタカムナ』は、何度も書いているとおり、その語源は 『カタカムナ』=型+神名   かた  …【願い事を叶える作法の手順】  神名かむな …【日本神話の真実を示す】 なので 『カタカムナ』は、以下の二つのテーマを同時に追いかけています。
かたとは何か?】

 かんながらの道の作法 カタカムナの、『講義』パート。 神様に会い、願い事を叶える方法。 神様に喜ばれる、正しい作法のやり方。


神名かむなとは?】

 日本神話の真実を示す カタカムナの、『謎解き』パート。 伝説の謎を解いたり、間違って伝わってる情報を訂正し、本来の姿を蘇らせる。 神のパワーを全解放するには、必要な知識。

最初の1〜6句までは、【願い事を叶える方法】の解説のみでしたが、 『カタカムナ』第7句からは、 『日本神話』の【神名かむな】シリーズが始まりました。 今回の第10句は、その【神名かむな】シリーズの4番目になっていて……
日本神話の伝説の島【おのころ島】が出てきます!
  ・    ・ 
【おのころ島】って何?

イザナギとイザナミが「天の浮橋」から 海をかき混ぜて作ったとされる、伝説の島。


おのころ島は、今まで場所が特定されていなかったため 『淡路島』ではないか? いやいや、別の島では? と議論されてきましたが、私が霊能力で場所を特定してしまった!

おのころ島は、今まで学者や研究家がどんなに探しても見つからなかったので、日本の〝創世神話〟特有の比喩的表現では? とまで言われてきましたが、
私が霊能力を駆使したら〝島の場所〟を特定できてしまいました!
あの島は本当に実在していたのです。400年前までは……
テーブルデザインピンク2行 400年前? 海に沈んだんですか? まさか、与那国島の海底遺跡みたいなものとか??
与那国島の海底遺跡

[与那国島海底地形]より

与那国島の海底遺跡

[与那国島の海底遺跡 ダイビングサービスMarlin]より

400年前に消えてしまった幻の島。それが伝説の『おのころ島』 いくら探しても見つからなかったわけです。 今はない、『400年前に消えた幻の島』だったのですから!

答えは、どこなのでしょうか?   ・    ・  【解答編】の句は……

💻 【解答】……第36首 伝説の『おのころ島』の場所

  ・    ・ 

📓 カタカムナだけでなく『古事記』の謎まで解明!

イザナギとイザナミが「天の日矛」で海をかき混ぜた。 すると、塩が積もって、しずくの先に島が形成された それが『おのころ島』
『古事記』に出てくるこのエピソード…… この描写は非常に現実離れしているので、コレを見て、『真実』だと感じる人は、あまりいないでしょう。 私も子供の頃に、児童文学で 日本の創世神話 の話を読んだときは、やはり『空想上の架空の話』だと思いました。   ・    ・ 
  『古事記』の内容

イザナギ&イザナミの二人の神様が、 「この場所に天に似せた地形を作ろう!」と二人で雲の上から「天の日矛」で海をかき混ぜた。 そこから雫がしたたって、塩が積もって【おのころ島】ができた!

テーブルデザインピンク2行 矛? 海をかき混ぜる?? しずくから岩が成り立った???
まあこのように、文字をそのまま追いかけるなら「なぜそのような話になるのか?」と、キョトンとしてしまう内容なわけです。 実はこれ…… 『比喩表現』なのです。 別な『国造り』のテーマについて、このような物語調の話に例えて、表現していたのです!

「天の日矛」で海をかき混ぜ しずくの先に塩が積もるとは?


天の命を受けた権力で、国の混乱を整えるため、東征の移動の先々でどんどん浄化を続け、行き着いた先に神聖な『国政の場』が生まれたことを指す。

  ・    ・  【国生み神話】伝説の真実は、話が逸れるので、ここでは、『カタカムナ』第10句を解説しますが…… やっぱり気になりますよね?? ちょっとだけ答えを言うと、「この場所に天に似せた地形を作ろう!」を実行した神様は、イザナギ&イザナミではなく、本当は……   
【造化三神】
 ・ 天之御中主神(アメノミナカヌシ)  ・ 高皇産霊神(タカミムスヒ)  ・ 神皇産霊神(カムミムスヒ)
造化三神の、あのお偉い 天之御中主神 だったのです…… 神様自身が、ハッキリそう言っている。   ・    ・  おかしいと思ったでしょう?

『古事記』の冒頭では、【造化三神】が世界を作ったと言っておきながら、すぐに『お隠れになった』と引退させて、その後ちょっと進むと、【イザナギ&イザナミ】の二人の神様が、初めての島を作ったと言ってる。

テーブルデザインピンク2行 造化三神が『宇宙企業』の創業者で【イザナギ&イザナミ】は『日本支社』の社長とか??
『古事記』の冒頭に登場したのに、単なるメモ書き程度の記述でサッサと『お隠れになった』と引退させてしまったあの【造化三神】…… それが、どこをどう間違って、イザナギ&イザナミの国生みの話 に転がったのか? それについても、神様に教わりましたとも!! 『古事記』に書かれていたあの描写は、『神話』と『初代天皇の治世』の話が混ざり合った表現でした。 この神話はただの物語ではなく、この『神話』の背後には特別な意図(神話風に初代天皇の治世を記す)があって、その偉業を後世にどのように伝えていくか? を示していたのです。 これについては 日本神話『古事記』の全訳と驚きの真実 で詳しくまとめました。 前置きが長くなりましたが、それでは『カタカムナ』第10句! の解説をどうぞ!!   ・    ・ 

📓 『カタカムナ』 全80首の意味−第10句の解説

『カタカムナ』 全80首の意味−第10句の解説   📓 【原文】
 。 『カタカムナ』 第10首 

メクルマノ ミナカヌシ タカミムスヒ カムミムスヒ オノコロシマ カムナホグ アメツチネ ハシマリ

 【漢字に直すと?】
  『カタカムナ』 第10首  -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

めくる間の 天の実中主みなかぬし 高身結たかみむすび 神身結かむみむすび(造化三神) おのころ島おのころしま 神名祝ぐかむなほく 天地根始あめつちねはしまり

  ・    ・   🔎 【この句の意味は?】
  『カタカムナ』 第10首  -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

ビックバンの後、宇宙にはたくさんの星が生まれメクルマノ…   ソシテ 天ハ 地球ヲ 指サシタ 天之御中主神ミナカヌシ高天原から地上に光のトンネルを結びタカミムスヒ 神と地球もまた、特別な関係で結ばれカムミムスヒ ……おのころ島を作ったオノコロシマ(イザナギ&イザナミではなかった) 天之御中主(天の実中主)の絶大な力によって高天原から穴が空き、天から降りた光の柱で霧の7日間。(比喩表現) 明けて、霧が晴れた後に見えたモノ……  神秘的な美しい地形 だった。それが、 神の名の元に生まれた「おのころ島」カムナホグ 天地(あめつち)の始まりアメツチネ ハシマリ!!

📓 『カタカムナ』によって日本神話の謎を解く……

天地創造の描写は、『カタカムナ』の後半の句で、少しずつ謎が解き明かされてきます。 それによると……

高天原の神々が、「ここに似た景色を地上に作ろう」と高天原内で〝地上の景色〟の原型を作っていた。 それがある程度完成した後、地上に向けて転写の運びとなった。

やり方は? 高天原から穴が空いた。巨大な穴。 そして、光の筋が伸びた。 『日本神話』ではその様子を『イザナギ&イザナミが天日矛で海をかき混ぜた』と表現していますが、『カタカムナ』は「それは事実と違う」とサクッと訂正していて…… 神様の訂正による、真実の描写はこう。

高天原から地に向けて穴が空いた。巨大な穴。 そして、光の筋が伸びた。それは霧のような幻想的な光の筋。 地上は7日間霧に包まれかみのよななよ(神世七代)、何も見えなくなった。 明けて、晴れ間がのぞいたとき、そこには今までなかった新しい島が、『完成形』の形でできあがっていた。 神はいたく気に入った。祝福の地に設定した。(神名祝ぐ) それが「おのころ島」 であり、広義の意味では日本列島そのものでもある。(パンゲア大陸の起点) 日本神話はここからスタートする。日本の歴史も……。

  ・    ・  本当は、これが神様の降ろした『神話』だった。 古代日本の人々が聞いた、オリジナルの神話は、むしろこのような内容だった。 しかし、神様が人々に直接伝えた『神話』は、時間とともに、人間の世界でその解釈が徐々に変化していった。 時がたつウチに『神話』の解釈は、時の権力者にとって都合の良いカタチに曲げられ 元々の『神話』の面影(見た目)は残しながらも、中身は自分たちの利益になるよう、多くの変更が加えられた。 文字として記録された『神話』は、本来のカタチとは違う内容になってしまった。 これについては、どういう歴史の元に、このような流れになったのか? これらを順に見ていただけると、『日本の歴史に何があったのか?』が理解できると思います。 おのころ島の話も、もしかしたらもっと壮大な話なのかもしれない…… あの話も、オリジナルの神話レベルとなると、人類の誕生以前の、巨大大陸パンゲア大陸のことを指すのかもしれない…… これについては、現時点で分かってることまで『note』で、書いています。 ただ…… 霊能力でのアクセスが制限されて、ある一定レベルまでしか分からなかった。 その先は、人に知られてはいけない領域なのか? まだ発表の時ではないのか? 読み取りには限界があったことを、先に報告しておきます。

💻 関連LINK……おのころ島は、古代の地形 パンゲア大陸 も意味するのか?

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